友達?友達じゃない?

今日は二人の友達と会えました。
私は人と話をするのが好きです。
なので、話の合う人と会えるのは嬉しいです。


私は以前、友達を友達と呼べない人でした。
理由は「こちらが友達と思っていても、相手は友達と思ってないのではないか」と思っていたからです。

「友達」って言ったら相手に失礼。しかも友達と思われていなかったらとんだ恥をかく。と思っていて、話をする仲の人がいたとしてもそれは友達ではなく、クラスメイトや知り合いと呼んでいました。
だから私は友達がいませんでした。
現に遊ぶ人がいなかった時期も長くありましたけど。

でも、いつの時か私は思いました。
「私が"友達"と思わなければ相手も友達だと思ってくれないのでは?」と。
私が知り合いだと思ってる人に「友達」と言われたら嬉しいし、逆に「知り合い」と言われたら「ああ、この人にとって私は知り合いなんだな」と、それ以上にはなりません。

それに気づいたときから、私はちょっとしか話したことがない人のことも、親に話すときや他の人に話すときなどで「友達」と呼ぶようにしています。

最初の頃はこッ恥ずかしかったです。「友達」って…(照)みたいな。

でもそれを続けていると「あれ?私って結構友達いる?」みたいな自己暗示にかかります。
その暗示はとても心に余裕が持ててよいです。

たまにそれが幻のように感じて、また前のように「私が友達だと思ってるだけで本当は友達なんていないんだ…」とネガティブになってしまうこともありますが、でも、それでも、前とは違い遊んでくれる人もいるし、なんだかんだで話しかけてくれる人もいます。

それだけで私は幸せです。

長く友達がいない期間があったせいで不安や孤独感に襲われることも多いですが、その期間があったからこそ「友達」がいることの有り難さや楽しさをたくさん感じられるので、それもまた結果的に良いことなのかなと思っています。

孤独を知っているから孤独の気持ちがわかる。気がします。


"友達"の定義って難しいですね。
子供のころは「友達になろうよ!」「うんいいよ!」で友達成立だったのですが、今はそんな確認なんてしないですし、承諾制でもないですし。

だから、私が友達だって思ったらその人は友達です。
その人が友達だって思ってなくても私は思ってます。
逆に相手が友達だって思ってくれていたら私も友達だって思います。
だから友達だって思わないデメリットなんかないです。